
社会学入門
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「人間のつくる社会は,千年という単位の,巨きな曲り角にさしかかっている」──転換の時代にあって,社会学という学問は,いかに〈未来〉を構想しうるか.現代社会の絶望と希望を見すえ,その可能性をひらいてゆくための,探求の〈魂〉とは何か.分野の第一人者から初学者への講義として語られる,必読の1冊.
■ 2017年2月刊行14刷より第6章を全面改訂
2006年4月の刊行以来,社会学の必読基本テキストとして読まれてきた本書ですが,刊行10年を機に第6章を全面改訂いたしました(2017年2月刊行の第14刷以降,ISBNは変更無し).これまでの版の第6章「人間と社会の未来」を,この10年間の社会の大きな動向と,理論と実証調査の蓄積とを組み入れた決定稿的な「現代社会はどこに向かうか」に差し替え,著者自身は「新版」と位置づける,現在の思考をより反映した内容となっています.
序 越境する知――社会学の門
1 人間の学/関係の学
2 社会学のテーマとモチーフ
初めの炎を保つこと
〈コラム〉「社会」のコンセプトと基本のタイプ
一 鏡の中の現代社会――旅のノートから
1 〈自明性の罠〉からの解放
2 「近代という狂気」
3 見える次元と見えない次元。想像力の翼の獲得
〈コラム〉コモリン岬の子どもたち
二 〈魔のない世界〉――「近代社会」の比較社会学
1 花と異世界。「世界のあり方」の比較社会学
2 色彩の感覚の近代日本史
3 〈魔のない世界〉
4 ツァウベルのゆくえ
三 夢の時代と虚構の時代――現代日本の感覚の歴史
1 「理想」の時代――プレ高度成長期
2 「夢」の時代――高度成長期
3 「虚構」の時代――ポスト高度成長期
四 愛の変容/自我の変容――現代日本の感覚変容
1 「共同体」からの解放
2 時代の基層の見えない胎動
3 リアリティ/アイデンティティ/関係の実質
〈コラム〉愛の散開/自我の散開
五 二千年の黙示録――現代世界の困難と課題
1 黙示録の反転。「関係の絶対性」の交錯
2 勝利の方法。社会の魅力性
3 黙示録の転回。
「関係の絶対性」の向こう側はあるか
六 現代社会はどこに向かうか――高原の見晴らしを切開くこと
1 未来の消失。現代の矛盾
2 生命曲線。歴史曲線――「現代」とはどういう時代か
3 脱高度成長期の精神変容――近代の矛盾の「解凍」
4 グローバル・システムの危機。あるいは球の幾何学
――情報化/消費化社会の臨界
5 世界の無限。世界の有限
6 高原の見晴らしを切開くこと
補 交響圏とルール圏――〈自由な社会〉の骨格構成
1 「シーザーのものはシーザーに」
――魂のことと社会の構想
2 〈至高なもの〉への三つの態度
――社会の構想の二つの課題
3 社会構想の発想の二つの様式。他者の両義性
4 〈関係のユートピア〉・間・〈関係のルール〉
――社会の構想の二重の構成
5 交響するコミューン・の・自由な連合
6 共同体・集列体・連合体・交響体
7 モデルの現実化Ⅰ 圏域の重合/散開
8 モデルの現実化Ⅱ 関係の非一義性
9 二千年の呼応
参考文献
あとがき
改訂版あとがき
見田宗介(みた むねすけ)
1937年東京に生まれる.
現在―東京大学名誉教授
専攻―現代社会論,比較社会学,文化の社会学
著書―『時間の比較社会学』(岩波現代文庫)※
『自我の起原――愛とエゴイズムの動物社会学』(岩波書店)※
『旅のノートから』(岩波書店)※
『現代社会の理論――情報化・消費化社会の現在と未来』(岩波新書)
『定本 見田宗介著作集』(全10巻,岩波書店)
『定本 真木悠介著作集』(全4巻,岩波書店)※
(※印は,真木悠介の筆名)
編集―『社会学事典』(共編)(弘文堂)
『岩波講座 現代社会学』(共編)(岩波書店)
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