本を通して世界と出会い直す
こちらは、『休学舎』のオンラインショップです
人文系の本を中心に店主がセレクトしました。
新品本には『NEW』のタグをつけています
-
【中古本】ピジン・クレオル諸語の世界
¥2,000
言語学の深いところまでは正直よくわからなかったが、 ピジン言語が生まれる社会的背景については興味深く読んだ。 いい本です。 タイトル:ピジン・クレオル諸語の世界 著 者:西江 雅之 出版社:白水社 出版年:2020年 【内容紹介】 異なる言語が出合う、新たな言語が生まれる ピジン、クレオルはいかに生まれ、どのように形成されていくのか。異なる言語の出合いをとおして人間の言語とは何かを考える。 言語学や文化人類学、音楽や写真など、さまざまな分野で活躍された著者が生涯にわたって追い続けた最大のテーマ、それが言語の接触によって生み出されるピジン・クレオル諸語。もととなる言語が何であれ、いずれも共通した文法構造が見られるなど、人間の言語を考えるうえで欠くことのできない視点を提供してくれます。世界各地で話されているさまざまな「ことば」に常に立脚点を置きながら、異言語接触と新しい言語の誕生をさぐる緻密な考察を積み重ね続けてきた著者による画期的な一冊。 (白水社HP https://www.hakusuisha.co.jp/book/b510772.html) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】終わりなき日常を生きろ─オウム完全克服マニュアル
¥250
人はなぜカルトにはまるのか。「さまよえる良心」と「終わりなき日常」の果てに行きつく現実とは。。。 鋭すぎるほど鋭い宮台真司の論考には引き込まれずにはいられない。 タイトル:終わりなき日常を生きろ─オウム完全克服マニュアル 著 者:宮台真司 出版社:筑摩書房 出版年:2011年第9刷(1998年初版) 【内容紹介】 オウム事件以降も、歴史教科書問題・酒鬼薔薇事件と、終わりなき日常を濃密に生きる知恵を持たない人々が、ハタ迷惑な噴き上がりをみせつつある。世紀末的混乱のさなか、本書の意義はさらに増大しつつあると思う。 (筑摩書房HP https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480857200/) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】荷を引く獣たち―― 動物の解放と障害者の解放
¥2,000
切り口に惹かれる。翻訳本で内容も難しめなので、読むのは大変だが、発見は多い。 動物愛護の問題と障碍者の解放の問題を交差させるところにアクロバティックさを感じる。 読むべき名著。 タイトル:荷を引く獣たち―― 動物の解放と障害者の解放 著 者:スナウラ・テイラー 出版社:洛北出版 出版年:2020年 【内容紹介】 動物の解放と障害者の解放の、深くて大切な結びつき アメリカン・ブック・アワード(2018年度)受賞作品! スナウラ・テイラーは、一人の障害当事者として、障害者運動と動物の権利運動の担い手として、そして一人の芸術家として、読者に問いかける。もし動物と障害者の抑圧がもつれあっているのなら、もし健常者を中心とする制度と人間を中心とする倫理とがつながっているのなら、解放への道のりもまた、交差しているのではないか、と。 彼女は考えつづける。デモに参加しながら、絵を描きながら、対話しながら、食べながら。いったい何が、動物たちから人間を、障害者ではない人たちから障害者を、区別しているのだろうか、と。 彼女は考えつづける。身体的・精神的な能力の有無や高低(世界の中でどのように動いたり、動けなかったりするか)を基準にして、私たちは、自分を「人間」として意識し、他なる者を「動物」として値踏みしてしまっているのではないか、と。「人間」としての自分という自負を保つために、私たちは、「動物」との違いを際立たせることに、どれほど血道をあげているのだろうか、と。 この『荷を引く獣たち』には、「障害」と「動物」という、これまで対立すると見なされてきた問題が、実際には深く結びついているということが、テイラー自身の体験にもとづいて、丁寧に書かれている。 そのうえで彼女は、もっと風通しのよい、ゆたかな経験と共感にくつろぐ未来を、読者に語りかける。目前の世界の姿を、荷車や車椅子の輪のように、ぐるりと回転させ、しなやかに変えてみせるのである。おおらかに、エレガントに。 壊れやすく、依存的なわたしたち動物は、ぎこちなく、不完全に、互いに互いの世話をみる。本書は、そのような未来への招待状である。 (洛北出版HP http://www.rakuhoku-pub.jp/book/27309.html) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】母という呪縛 娘という牢獄
¥1,000
SOLD OUT
「現実は小説より奇なり」を地で行く事件を追ったノンフィクション。 つらすぎる母と娘の閉じられた関係性。 ここまで過剰になることはまれだなと思いつつ、でもどこか身に覚えもあるような。。。 学歴主義をこじらせた、では済まない人間の心を扱った名著。 ※小口に若干の汚れあり タイトル:母という呪縛 娘という牢獄 著 者:齊藤 彩 出版社:講談社 出版年:2022年 【内容紹介】 深夜3時42分。母を殺した娘は、ツイッターに、 「モンスターを倒した。これで一安心だ。」 と投稿した。18文字の投稿は、その意味するところを誰にも悟られないまま、放置されていた。 2018年3月10日、土曜日の昼下がり。 滋賀県、琵琶湖の南側の野洲川南流河川敷で、両手、両足、頭部のない、体幹部だけの人の遺体が発見された。遺体は激しく腐敗して悪臭を放っており、多数のトンビが群がっているところを、通りかかった住民が目に止めたのである。 滋賀県警守山署が身元の特定にあたったが、遺体の損傷が激しく、捜査は難航した。 周辺の聞き込みを進めるうち、最近になってその姿が見えなくなっている女性がいることが判明し、家族とのDNA鑑定から、ようやく身元が判明した――。 髙崎妙子、58歳(仮名)。 遺体が発見された河川敷から徒歩数分の一軒家に暮らす女性だった。夫とは20年以上前に別居し、長年にわたって31歳の娘・あかり(仮名)と二人暮らしだった。 さらに異様なことも判明した。 娘のあかりは幼少期から学業優秀で中高一貫の進学校に通っていたが、母・妙子に超難関の国立大医学部への進学を強要され、なんと9年にわたって浪人生活を送っていたのだ。 結局あかりは医学部には合格せず、看護学科に進学し、4月から看護師となっていた。母・妙子の姿は1月ころから近隣のスーパーやクリーニング店でも目撃されなくなり、あかりは「母は別のところにいます」などと不審な供述をしていた。 6月5日、守山署はあかりを死体遺棄容疑で逮捕する。その後、死体損壊、さらに殺人容疑で逮捕・起訴に踏み切った。 一審の大津地裁ではあくまで殺人を否認していたあかりだが、二審の大阪高裁に陳述書を提出し、一転して自らの犯行を認める。 母と娘――20代中盤まで、風呂にも一緒に入るほど濃密な関係だった二人の間に、何があったのか。 公判を取材しつづけた記者が、拘置所のあかりと面会を重ね、刑務所移送後も膨大な量の往復書簡を交わすことによって紡ぎだす真実の物語。 獄中であかりは、多くの「母」や同囚との対話を重ね、接見した父のひと言に心を奪われた。そのことが、あかりに多くの気づきをもたらした。 一審で無表情のまま尋問を受けたあかりは、二審の被告人尋問で、こらえきれず大粒の涙をこぼした――。 殺人事件の背景にある母娘の相克に迫った第一級のノンフィクション。 (講談社HP https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000373652) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】承認をめぐる病
¥500
学生の時に、「承認」について書かれた本を読みたくて買った本です。 表紙に惹かれたのも確かです。内容もいい本です。 サブカル的は話も出てきて楽しく読めます。 タイトル:承認をめぐる病 著 者:齊藤 環 出版社:日本評論社 出版年:2013年 【内容紹介】 自分を認めてもらいたい気持ちに過度にこだわるとき、人はさまざまな病理を露呈する。気鋭の精神科医が世相を読み解く。 (日本評論社HP https://www.nippyo.co.jp/shop/book/6388.html) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】これからの男の子たちへ
¥800
ジェンダーを勉強したい人にもおすすめの一冊! 決定版と言ってもいいくらい良い。 タイトル:これからの男の子たちへ 著 者:太田 啓子 出版社:大月書店 出版年:2020年 【内容紹介】 「男らしさ」の呪縛は何歳から始まる? わが子をセクハラ加害者にしないためには? 性差別に怒りを燃やしつつ男子2人を育てる弁護士ママが悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論。 (大月書店HP http://www.otsukishoten.co.jp/book/b516466.html) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】ニック・ランドと新反動主義 現代世界を覆う〈ダーク〉な思想
¥300
SOLD OUT
主張はあんまり覚えていないけど、 想定がかっこいい新書本です。この著者の本はタイトルと想定で買ってしまう。。。 タイトル:ニック・ランドと新反動主義 現代世界を覆う〈ダーク〉な思想 著 者:木澤 佐登志 出版社:星海社 出版年:2019年 【内容紹介】 思想の〈ダーク〉な最前線、ニック・ランド 「新反動主義」あるいは「暗黒啓蒙」と呼ばれる、リベラルな価値観に否を突きつける暗く新たな思想潮流は、現代において陰に陽に存在感を示しつつある。本書では、その捉えがたい核心に三人の重要人物から迫っていく―ピーター・ティール、カーティス・ヤーヴィン、そしてニック・ランド。とりわけ哲学者ランドの思想に分け入ることが、本書のさらなる目論見である。ランドと、彼が率いた研究グループCCRUの影響圏は、「加速主義」「思弁的実在論」など近年の思想動向から、多様な領域における文化的プレイヤー、「ヴェイパーウェイヴ」のような文化現象にまで広範に及ぶ。〈ダーク〉な思想に目を向けて、初めて見えるものがある。 (講談社HP https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000322359) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】あなたを陰謀論者にする言葉
¥500
何かと世間を騒がせる陰謀論。 ネットの世界を飛び出して社会に大きな影響を与えたのは、アメリカのトランプ現象として記憶が新しい。 陰謀論の入り口はどこにあるのか。何が陰謀論とつながっているのか。 「マジか。。。」と思うこと連発の一冊。 タイトル:あなたを陰謀論者にする言葉 著 者:雨宮 純 出版社:フォレスト出版 出版年:2021年 【内容紹介】 アロマとQアノン 点と点を繋ぐ線とは――? 新型コロナウイルスによる世界的パンデミック、トランプ政権の終焉、中国の台頭……など、世界と社会が劇的に変化している今、日本でもQアノンなどの陰謀論がにわかに広がりを見せ、社会問題にまで発展している。 たとえば、「コロナウイルスワクチンはビル・ゲイツによる人口削減計画の一環」など、荒唐無稽な主張をする著名人もいる。バカらしいと感じる人がほとんどだろうが、実はこうした陰謀論に陥る落とし穴は、我々の身近にたくさん存在していることに自覚的な人は少ない。「チャネリング」「ホメオパシー」といった言葉が、怪しい世界と関連性があることは、なんとなく想像できるだろう。 しかし、「スティーブ・ジョブズ」「オーガニック」「アロマ」「量子力学」「ボードゲーム」という人名や一般名詞が、誰かを闇落ちさせる入り口の言葉になる可能性があるとは、想像がつかないのではないだろうか。事実、「癒し」や「自然」を掲げるスピリチュアルには安全なイメージを持つ人は多いが、米国ではヨガやスピリチュアルのインフルエンサーがSNSに陰謀論を投稿し、Qアノンの入り口となっていたことが指摘されている。 本書では、こうした何食わぬ顔をして点々と存在している「言葉」が、ある補助線を引くことによって、一つのミステリアスな奔流につながることを、歴史と膨大な文献を用いて突き止め、自身や身近な人を守るために、その危険性について警鐘を鳴らす。 (フォレスト出版HP https://www.forestpub.co.jp/author/amamiya_jun/book/S-0145) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】13歳から知っておきたいLGBT+
¥700
わかりやすく、セクシャリティについて学べる本。 イラストが多くて見やすい タイトル:13歳から知っておきたいLGBT+ 著 者:アシュリー・マーデル 出版社:ダイヤモンド社 出版年:2017年 【内容紹介】 全米で大絶賛! YouTube累計2200万再生超 「やっと、自分のことが好きになれた!」「すべてが網羅されたLGBTのことをまったく知らないためのパーフェクト・ガイド」「もし私が教師なら、この最高の教科書を全員に読ませたい」 本人・友人・親・先生・同僚 みんな読んでる 入門書&決定版! (ダイヤモンド社HP https://www.diamond.co.jp/book/9784478102961.html) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】あなたが消された未来
¥2,000
発見多し。 経済の論理が強いこの社会で、優生思想は避けがたいのもとして目の前に存在することを突き付けられる一冊です。 タイトル:あなたが消された未来 著 者:ジョージ・エストライク 出版社:みすず書房 出版年:2021年 【内容紹介】 一部の先端的なバイオテクノロジーは、人々の優生学的な衝動を利用しながら売り歩かれている。著者はダウン症のある子をもつ作家として、この局面を見つめた。 本書は、バイオ企業の広告や、スティーブン・ピンカーら科学者の発言を吟味し、テクノロジーがもたらす未来のビジョンとともに優生思想がいかに私たちの意識下へ刷り込まれているかを示す。新型出生前診断(NIPT)をはじめとするスクリーニング、ゲノム編集、ミトコンドリア置換、合成細胞、染色体サイレンシング……こうしたバイオテクノロジーのPRの物語のなかで、障害者はすでに消された、実体のない存在であり、またそれゆえに、売り込みに必須の要素として使われている。 売り込みは経済合理主義の社会的圧力をエンジンとして推し進められ、非定型の遺伝的素因をもつ人々は圧倒的少数派へと追いやられつつある。生殖テクノロジーの選択は当事者の「自己決定」の問題だといわれるが、本書が示すような圧倒的な〈説得〉の圧力のもとにある自己決定とは何物だろうか? ジョージ・フロイドとまったく同じ形で命を奪われたダウン症のある青年イーサン・セイラーに、私たちの多くが気づけなかったのはなぜだろう? テクノロジーが優生思想の裏口となっている現状を痛切に描き出す書。 (みすず書房HP https://www.msz.co.jp/book/detail/09002/) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。
-
【中古本】「声」の資本主義
¥700
いい本です。 近代のメディアを「声」の視点から読み解きます タイトル:「声」の資本主義 著 者:吉見 俊哉 出版社:講談社 出版年:1995年 【内容紹介】 「声」がブルジョア的記号として、流通しはじめる19世紀。電気的テクノロジーが、つぎつぎに新たなネットワークを生み出した。大衆の想像力……。資本の欲望……。国家の戦略……。混沌たる草創期のメディア状況と消費社会のダイナミクスを解明する。 (講談社BOOK倶楽部HP https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000195008) ※中古品のため、ある程度の使用感・経年劣化、傷み、日焼けなどがある場合がございます。また、帯や付録等の欠品がある場合がございます。予めご了承ください。